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転職者インタビュー
日産自動車の根源
〜さまざまなフィールドで活躍する社員達〜
 
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グローバルメーカーの財務戦略を解き明かしてみたいと転職。トップマネジメントに、私の判断の是非を問う醍醐味。財務部 資金グループ 城所江里香

グローバルで兆単位もの資金を調達する日産自動車。その財務戦略は、果たしてどのような意思決定のもとで遂行されているのか。私はそれを知りたくて、こちらにキャリアの場を移しました。以前に勤めていたのは、大手証券会社。そこでは、顧客企業の財務を分析し、資金調達のためのコンサルティングを行う業務を手がけていました。

  • 前職ではさまざまな業界の企業と関わり、そのお客様の事情に合わせて戦略を考える刺激的な仕事でしたが、あくまで私たちは外部から関わる立場。私たちの見えないところでジャッジが下され、提案が実行に至らないケースもしばしば。そんな状況に、次第にもどかしさを感じるようになってきたのです。お客様がどんなプロセスで意思決定をしているのかを知りたい。実際に事業会社に身を置いて、当事者となって財務戦略を担ってみたいと。
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  • 転職にあたっては、できれば大手のメーカーの財務を手がけてみたいと考えていました。大企業のほうが資金調達の手段も多様ですし、自らモノを創り、製品を身近に感じられるメーカーならば、思い入れをもって仕事ができるに違いないと。私が転職した2004年当時は、日産自動車がリバイバルプランを経て急速に財務体質を改善し、グローバルなステージへ飛躍しようとしていた頃でした。力を試すのにはふさわしい舞台だと、財務のポジションを募集していたこちらにお世話になろうと決めたのです。そして現在は、財務部の資金グループに所属し、海外の販売子会社のファイナンスを支援する業務を担っています。グローバルで最適な資金調達を果たせるように、全体を見渡せる立場から各社の意思決定をサポートしていくことが、いまの私のミッションです。
  • 海外の子会社に赴くこともよくあります。グローバルでの日産自動車のプレゼンスは、まだまだ高いとは言いがたいのが現状。たとえば、販売金融のための子会社を設立する際も、知名度が薄いために、優秀な人材をなかなか確保しにくい。先日、タイで販売子会社を立ち上げた際も、金融の経験の浅いメンバーばかりでいきなり資金がショートしそうになって……たまたま私はその時、別件で現地に出張しており、彼らからのSOSを受けて善後策を教授して事なきを得ました。私たちは、各国にナレッジを展開して、海外子会社の人材を育成し、財務のレベルを向上させていくという役割も負っている。グローバルで強固な財務体制そのものを創り上げていくところから関わっていけるのは、たいへんやりがいがありますし、私にとっても貴重な経験となっています。
  • 財務は、トップマネジメントに直結するポジション。役員会に提案を上げる機会も多い。それは、自分の考えをトップにぶつける場でもあります。私が最適だと思うことが、必ずしも日産全体にとって最適であるとは限らない。私は、この日産自動車という企業全体の考えを知りたい。自分の判断が本当に正しいのかどうか、経営層の審判を仰ぐことで確かめていくことができる。そんな経験を重ねられるのはたいへん刺激的ですし、知見が大きく広がっている実感があります。「モノ創り」と「財務」は、日産自動車を動かす上での「クルマの両輪」。両方が強くなければならない。その一翼を担っていることに、大きな誇りと責任を感じています。今後は資金調達だけではなく、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)などにも関わり、本質的なレベルから日産自動車の財務戦略を立案できるよう、力を磨いていきたいと思っています。
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